医療情報についてのご注意
当サイトは医療機関ではありません。掲載内容は各院が公開している情報を整理したもので、効果・安全性・適応を保証するものではなく、医師の診断・治療の推奨に代わるものではありません。本記事は解約・返金に関する各院の公表内容を整理したものであり、個別の契約についての法的助言ではありません。契約条件は変更されるため、契約前に必ず各院の公式サイトと、交付される契約書面でご確認ください。(本記事の確認日:2026年8月29日)
メンズ医療脱毛の解約・返金を5院で比較|手続きの入口と、公表されている費用の差
医療脱毛は、5回・10回といったコースを先にまとめて払う契約がほとんどです。通い始めてから引っ越す、転職する、思ったより痛みが強い、といった事情で途中でやめたくなることは起こり得ます。
当サイトでは以前、女性向けの案内ページをもとに4院の解約・返金規定を整理しました。今回は同じ切り口で、男性向けの案内ページを5院ぶん読み直しています。
並べてみて、いちばんはっきり差が出たのは金額ではなく「どこから手続きを始めるのか」でした。WEBのフォームだけで申し込める院がある一方で、合意書を交わすために来院が必要だと明記している院もあります。さらに、中途解約の手数料を具体的な金額と割合で公表していたのは、5院中1院だけでした。
この記事では、5院が公式サイトに掲載している解約・返金の記載をそのまま並べます。書かれていない項目は「記載を確認できませんでした」と書き、推測では補いません。どこに情報がないかも、契約前に知っておく価値のある材料だと考えるからです。
この記事の作り方
- 調べた院:ゴリラクリニック、メンズリゼ、フレイアクリニック(メンズ)、湘南美容クリニック(メンズ)、メンズTCBの5院
- 参照したページ:各院の公式サイト(よくある質問・特定商取引法に基づく表記・解約手続きの案内・料金ページ)のみ。比較サイトや口コミサイトの情報は使っていません
- 確認日:2026年8月29日
- 記載の扱い:公式サイトの表記のまま記載しています。当編集部が要約した箇所は、その旨が分かる書き方にしています
- 順位付け:していません。解約条件の有利・不利は、契約するプランと解約する時期によって変わるため、本記事では判断しません
- 確認できなかった項目:「記載を確認できませんでした」と明記しています。制度が存在しないという意味ではなく、公式サイト上で見つけられなかったという意味です
- 契約書面:当編集部は実際の契約書面(美容医療提供契約書・概要書面など)を保有していません。本記事は、公開されているWebページの範囲での整理です
前提:解約できるかどうかは、法律で共通している
医療脱毛を含む美容医療のコース契約は、契約期間が1ヶ月を超え、支払総額が5万円を超える場合、特定商取引法の「特定継続的役務提供」に該当します。この場合、契約書面を受け取った日から8日以内のクーリング・オフと、その後の中途解約権が認められ、中途解約時にクリニックが請求できる金額にも法律上の上限があります。
湘南美容クリニックも、公式サイトのチケットに関するよくある質問のなかで「脱毛などのコース契約の場合(特定継続的役務提供に該当する契約)」という書き方をしており、自院の脱毛コース契約がこの枠組みに入ることを前提にしています。
つまり「解約できるか」自体は、どの院を選んでも法律上は共通です。比較する意味があるのは、その先の「どういう手続きで」「どんな条件と費用で」解約できるのか、そしてそれをどこまで公開しているかという運用の部分になります。法律面の詳しい整理は、女性向けの4院を扱った医療脱毛の解約・返金規定を比較した記事にまとめています。
表1|中途解約の手続きの入口
| クリニック | 手続きの入口 | 来院の要否 |
|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
| メンズリゼ | クリニックに申し出て、合意書を交わす | 来院が必要と明記(事前予約も案内) |
| フレイアクリニック(メンズ) | 通院中の各院に連絡のうえ来院 | 来院が必要と明記(口座情報の持参も案内) |
| 湘南美容クリニック(メンズ) | WEBの「コース中途解約お申し込みフォーム」 | フォーム送信後、担当者からメールで案内 |
| メンズTCB | カスタマーサポート(電話・メールフォーム)へ相談 | 記載を確認できず |
5院のうち、解約の申し込み方法を専用ページで案内しているのは湘南美容クリニックだけでした。同院は「保有コースの中途解約手続きの前にお読みください」というページを設け、そこからWEBの申し込みフォームへ進む形になっています。
メンズリゼとフレイアクリニックは、いずれも来院が必要だと明記しています。メンズリゼは「合意書の作成がありますので、お手数お掛けしますが1度ご来院下さい。」と案内し、合意書の作成に時間がかかるため事前予約を取るよう添えています。フレイアクリニックは、返金先の口座が分かるキャッシュカードや通帳を持参するよう具体的に書いています。
メンズTCBは、術後の相談窓口のページに「解約などのご相談(コース契約の中途解約等も含む)」という項目を置いていますが、手続きの流れそのものは公開されていませんでした。ゴリラクリニックについては、解約に触れたページ自体を見つけられませんでした。
表2|クーリング・オフの案内
| クリニック | 期間の書き方 | 通知の方法についての記載 |
|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
| メンズリゼ | 契約書面を受領した日から起算して8日間以内 | 「解約希望の際は手続きが必要」とのみ |
| フレイアクリニック(メンズ) | 1回契約の場合を除き、契約書を受け取った日から起算して8日間以内(よくある質問では「受け取った日を含めて8日以内」) | ハガキ・封書(書面)または電子メール。お問い合わせフォームと電話は不可と明記 |
| 湘南美容クリニック(メンズ) | 期間の記載は確認できず | 「美容医療契約書・美容医療契約約款」を確認のうえ手続きするよう案内 |
| メンズTCB | 記載を確認できず | 相談窓口の項目に「クーリングオフについてのご相談」とあるのみ |
クーリング・オフについては、フレイアクリニックの記載が5院のなかで際立って具体的でした。期間の数え方に加えて、申し出日の扱いを「郵送の場合は消印日、メールの場合は送信日」と定義し、通知書の文例が契約約款の第6条にあること、送付先は契約書の下部に書かれていることまで案内しています。そのうえで「お問い合わせフォームからの通知は受け付けておりません。電話での通知は受け付けておりません。」と、受け付けない方法をはっきり書いています。
また同院は、特定商取引法に基づく表記のほうで「1回契約の場合を除き」という条件を付けています。1回だけの契約は特定継続的役務提供の要件を満たさないため、その分を除いた書き方になっているものと読めます。
表3|解約手数料・返金額の公表状況
| クリニック | 解約手数料についての記載 | 返金額の計算方法の公開 |
|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 記載を確認できず | なし |
| メンズリゼ | 「所定の手数料が発生いたします」(金額の記載なし) | なし。ただし10回プラン限定の「特別返金保証」の案内あり(後述) |
| フレイアクリニック(メンズ) | 「解約時には解約手数料を頂戴します」(金額の記載なし) | なし |
| 湘南美容クリニック(メンズ) | 提供開始前=2万円または未消化役務残額の20%のいずれか低い方/提供開始後=5万円または未消化役務残額の20%のいずれか低い方 | あり(数値入りの計算例を専用ページで公開) |
| メンズTCB | 記載を確認できず | なし |
解約手数料を金額と割合で公表していたのは、5院で湘南美容クリニックだけでした。同院は「返金額の算出方法(例)」というページを設け、10万円・6回のコースを2回消化した時点で解約した場合の計算を、チケット利用分やポイント利用分の扱いまで含めて数字で示しています。
ここで示されている手数料の水準は、特定商取引法が美容医療について定めている上限額と同じ考え方です。つまり湘南美容クリニックの記載は、法律上の上限をそのまま自院のルールとして明示したものと読めます。メンズリゼとフレイアクリニックは、手数料が発生することは書いているものの、金額や割合には触れていませんでした。
なお湘南美容クリニックは、手数料がかからない契約もあるとしています。公式サイトでは「2017年11月30日以前にご契約されたコースで、モニター契約ではないコース契約」と「2017年12月1日以降にご契約された一部のコース」が該当するとされ、手数料がかかるのは「2017年12月1日以降にご契約頂いた一部のコース」と書き分けられています。どちらに当たるかは、交付されている契約書面で確認する必要があります。
表4|コースの有効期限(役務提供期間)
| クリニック | コースの有効期限 | 延長・院移動についての記載 |
|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
| メンズリゼ | 5年(「忙しくても安心のコース有効期限5年」) | 転院可能と記載。コース終了後1回の料金には「契約期限などはありません」 |
| フレイアクリニック(メンズ) | あり。「施術有効期間はご契約コースによって異なります」(年数の記載なし) | 長期入院その他やむを得ない理由があれば延長が可能 |
| 湘南美容クリニック(メンズ) | 設けていない(「有効期限は設けておりませんのでご安心くださいませ。(当院で脱毛治療を終了した場合はこの限りではありません。)」) | 全国どこでも院移動が可能。2回目以降は別院でも施術可能 |
| メンズTCB | 記載を確認できず | 契約手続をした院以外でも予約可能 |
有効期限は、解約と直接つながっている項目です。フレイアクリニックが明記しているとおり、役務提供期限を過ぎたあとは、未消化の施術が残っていても解約や返金の対象外になります。期限のある院では、「やめる」以前に「間に合わなくなる」ことが返金ゼロの原因になり得ます。
この観点では、有効期限を設けていないと明記している湘南美容クリニックと、5年と数字で示しているメンズリゼが、期限に関する情報を最も分かりやすく出していました。ただし湘南美容クリニックの記載には「(当院で脱毛治療を終了した場合はこの限りではありません。)」という括弧書きが添えられています。フレイアクリニックは期限があること自体は明示していますが、具体的な年数はコースによって異なるとされ、公式サイトでは確認できませんでした。
表5|返金の方法と、本人が負担する費用
| クリニック | 返金の方法 | 振込手数料の負担 |
|---|---|---|
| ゴリラクリニック | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
| メンズリゼ | 記載を確認できず(合意書を交わす手続きのみ案内) | 記載を確認できず |
| フレイアクリニック(メンズ) | 指定の銀行口座へ振込。クーリング・オフの場合は、支払方法にかかわらず銀行口座へ振込 | 記載を確認できず |
| 湘南美容クリニック(メンズ) | 現金とSBCポイントに分けて返還。ポイントで支払った分は優先的にポイントで返還 | お客様負担と明記(治療の提供終了等の特別な事由を除く) |
| メンズTCB | 記載を確認できず | 記載を確認できず |
湘南美容クリニックは、返金の内訳についても踏み込んで書いています。ポイントやチケットを使って支払った場合、その分は現金ではなくポイントで戻るという扱いが明示されており、「SBCポイントの現金化を致し兼ねる都合」という理由まで添えられています。ポイントやチケットを併用して契約した場合、解約時に手元へ戻る現金は、支払った現金の額よりも少なくなり得るということです。
「自分がやめる場合」と「クリニックが続けられなくなる場合」は別の話
ここまでは、患者側の都合でやめる場合の話です。もうひとつ、コース契約にはクリニック側が施術を提供できなくなるリスクがあります。前払いした分が戻らないという点では結果が似ていますが、備え方はまったく違います。
今回の5院で、この点に触れた制度を公開していたのはフレイアクリニックだけでした。同院は「前払金保証」という制度を導入しており、公式サイトでは次のように説明されています。
| 項目 | 公式サイトの記載 |
|---|---|
| 対象になる場面 | 役務提供期間中に、クリニックが経営困難に陥り施術が受けられなくなった場合 |
| 返金する主体 | 株式会社日本保証(クリニックに代わって返金) |
| 返金の対象 | 契約した回数のうち、すでに消化された分を除いた「未消化分」の金額 |
| 適用条件 | 2025年8月1日以降に役務契約を締結し、かつ役務提供期間中であること |
| 費用 | 契約者に自動的に付帯。追加の費用負担は一切なし |
| 中途解約の窓口 | 中途解約の申し出や手続き方法の確認は、日本保証ではなく通院中のクリニックへ連絡 |
この制度は、通常の中途解約とは目的が異なります。自分の都合でやめるときに使うものではなく、クリニックが続けられなくなったときのための仕組みです。公式サイトでも、中途解約の相談先はあくまでクリニックだと明記されています。他の4院では、これに相当する記載を確認できませんでした。
メンズリゼの「特別返金保証」は10回プラン限定
メンズリゼの料金ページには、通常の中途解約とは別に「特別返金保証」という案内があります。見出しには「手数料無しで好きな時に解約できる」と書かれており、本文では「ヒゲ全体脱毛セット10回コース(128,000円)を5回の照射で満足したら…」という例が示されています。
注記として「※10回プランを契約した方のみ適用されます。」「※特別返金保証は5回以上の照射を行った際に適用されます。」の2点が添えられています。つまり、すべての契約に付いてくるものではなく、10回プランを選び、かつ5回以上照射したあとに使える仕組みです。
ただし、返金額がどう計算されるのかは画像のなかに描かれており、テキストとしては読み取れませんでした。また、例として挙げられている128,000円という金額は、同じページに掲載されているヒゲ脱毛(全部位)10回コースの価格とは一致していません。実際に適用される条件と金額は、カウンセリングで確認する必要があります。
各院のメモ
ゴリラクリニック
今回調べた5院のなかで、解約・返金に関する記載を最も見つけられなかったのがゴリラクリニックでした。よくある質問は「効果」「料金」「医療レーザー」「回数・期間」「痛み」「施術前後」「カウンセリング」「クリニック」「リスク」「その他」の10カテゴリに分かれていますが、いずれにも解約・返金の項目はありませんでした。フッターにある規約系のリンクも個人情報保護方針のみで、特定商取引法に基づく表記のページも見つけられませんでした。
解約に関連しそうな唯一の記載は、料金についてのよくある質問にある「¥0保証制度」の但し書きです。同院は「カウンセリング・初診料、再診料、予約キャンセル料、剃毛代、肌トラブルの治療費・お薬代は一切いただいておりません。」としたうえで、「ただし、コース変更時と患者さまのご希望でコースに含まれない麻酔をご利用される場合には別途で費用が必要となりますので、ご注意ください。」と書いています。コース変更に費用がかかることは分かりますが、金額は記載されていませんでした。
リンク先は各クリニックの公式サイトです(広告を含みます)
メンズリゼ
よくある質問に「コースの途中で解約はできますか?」という項目があり、「いかなる理由でも解約は可能です。解約希望の際は手続きが必要です。」と答えています。続けて「契約書面を受領した日から起算して8日間以内であればクーリングオフ制度の利用が可能です。また、契約期間中はいつでも解約が可能です。所定の手数料が発生いたしますので、ご希望の際はお申しつけください。」と記載しています。
手続きについては別のよくある質問で、合意書を交わすために1度の来院が必要であること、合意書の作成に時間がかかるため事前予約を取ってほしいことが案内されています。「いかなる理由でも」という書き方をしていたのは、5院でメンズリゼだけでした。
フレイアクリニック(メンズ)
解約・返金について、公式サイトの複数の場所に情報を置いているのが同院の特徴です。特定商取引法に基づく表記に「クーリング・オフに関して」「中途解約と解約料」の項目があり、よくある質問にはさらに詳しい手続き方法が書かれています。
中途解約の条件として、役務提供期間内であれば未消化分を返金すること、解約手数料がかかること、複数部位のコースでは一部の部位だけを解約することはできないこと、役務提供期限を過ぎている場合は未消化の施術があっても対象外になることが挙げられています。また、キャンセル期限を過ぎた際に無償で振り替えた回数について、「中途解約される場合は繰り越した回数分も消化済みとして計算されますのでご了承ください。」という注記もありました。振替を使うと、その分は返金の計算から外れるということです。
フレイアクリニック(メンズ)の公式サイトで特定商取引法に基づく表記を見る
湘南美容クリニック(メンズ)
解約手続きの流れと返金額の算出方法を、それぞれ独立したページで公開しています。手続きは中途解約専用のWEBフォームから申し込む形で、フォーム送信後、最長3営業日以内(土日祝除く)に契約内容とコースの消化回数を確認して返金額を算出し、担当者からメールで連絡が来ると案内されています。
返金額の算出方法のページには、手数料がかかる場合とかからない場合の両方について、10万円・6回のコースを例にした計算が数字で示されています。今回の5院で、返金額の計算を具体的な数値で公開していたのは同院だけでした。あわせて、振込手数料が患者負担であることも明記されています。
湘南美容クリニックの公式サイトで保有コースの解約手続きを見る
メンズTCB
「術後のご相談・お問い合わせ」というページに相談窓口がまとめられており、【お支払いやご契約に関するご相談】の項目として「分割払いなど支払い方法のご相談」「減額のご相談」「クーリングオフについてのご相談」「解約などのご相談(コース契約の中途解約等も含む)」の4つが挙げられています。窓口は電話(受付9:00〜23:00・土日祝日対応)とメールフォームです。
一方で、解約の条件・手数料・返金額の算出方法については、公式サイトで記載を確認できませんでした。脱毛サイト側にある会員規約も確認しましたが、解約・返金・クーリング・オフ・有効期限に関する条項は見つけられませんでした。相談先は明示されているものの、契約前にルールを読んで比べることはできない形です。
TCB東京中央美容外科の公式サイトでカスタマーサポートを見る
契約前に確認しておきたいこと
公式サイトに書かれていない項目は、カウンセリングで聞いて、契約書面で確かめるしかありません。今回の5院を読んだうえで、確認しておく価値が高いと感じた項目を挙げておきます。
- そのコースの役務提供期間は何年か。期限を過ぎると、未消化分が残っていても返金の対象から外れます
- 中途解約したときの手数料はいくらか。「所定の手数料」としか書かれていない院では、金額を口頭で確認し、契約書面のどこに書いてあるかを見せてもらう
- 手続きは来院が必要か、書類のやり取りだけで済むか。引っ越しを理由に解約する場合、来院が必要かどうかで負担が変わります
- 複数部位をまとめたコースで、一部だけの解約ができるか
- ポイント・チケット・割引を使って契約した場合、返金がどう計算されるか
- キャンセル期限を過ぎたときの振替や繰り越しが、解約時にどう扱われるか
- 振込手数料を誰が負担するか
- クーリング・オフの通知を、どの方法で受け付けているか(電話やフォームでは受け付けない院があります)
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まとめ
今回の5院を、解約・返金という切り口で整理すると次のようになります。
- 手続きの入口が3つに分かれる。WEBフォームで申し込むのが湘南美容クリニック、来院して合意書や書類を交わすのがメンズリゼとフレイアクリニック、相談窓口への連絡から始まるのがメンズTCB。ゴリラクリニックは記載を確認できませんでした
- 解約手数料を金額で公表しているのは湘南美容クリニックのみ。メンズリゼとフレイアクリニックは「手数料が発生する」とだけ書いています
- 返金額の計算例を数字で公開しているのも湘南美容クリニックのみ。ポイントやチケットを使った場合の扱いまで示されています
- コースの有効期限は3通り。設けていないのが湘南美容クリニック、5年と明示しているのがメンズリゼ、コースによって異なるとしているのがフレイアクリニック。ゴリラクリニックとメンズTCBは記載を確認できませんでした
- クーリング・オフの手続きを具体的に書いているのはフレイアクリニック。受け付けない通知方法まで明示しています
- クリニック側が続けられなくなった場合の保証があるのはフレイアクリニックのみ(前払金保証)
金額の比較と違い、解約条件は「調べれば分かる」とは限りません。今回はっきりしたのは、同じ5院でも、契約前に読める情報の量に大きな差があるということでした。手数料や期限が公式サイトに書かれていないこと自体が問題なのではなく、その場合はカウンセリングで質問し、契約書面で確かめる手間が自分の側に移るという点を理解しておくのが大切だと感じます。
とくに、途中でやめる可能性が少しでもあるなら、契約時に交付される「美容医療提供契約書」や「概要書面」を持ち帰って読む時間を取ることをおすすめします。今回参照したWebページは、あくまで概要の案内です。実際に適用されるのは契約書面の条件です。
料金・プラン・契約条件は変更されることがあります。契約前には必ず各院の公式サイトで最新の情報をご確認ください。契約内容や解約についてお困りの場合は、お住まいの自治体の消費生活センター(消費者ホットライン 188)にも相談できます。
出典
すべて2026年8月29日に各院の公式サイトで確認しました。
- ゴリラクリニック「メンズ脱毛のよくある質問と回答集(Q&A)」
- ゴリラクリニック「メンズ脱毛料金・値段に関するQ&A」
- メンズリゼ「よくある質問」
- メンズリゼ「ご契約・ご予約に関するよくある質問」
- メンズリゼ「コース終了後1回の料金に契約期限などはありますか?」
- メンズリゼ「メンズ脱毛の料金・プラン一覧」
- フレイアクリニック(メンズ)「特定商取引法に基づく表記」
- フレイアクリニック(メンズ)「よくある質問」
- フレイアクリニック「前払金保証について」
- 湘南美容クリニック「保有コースの解約手続きの前にお読みください」
- 湘南美容クリニック「返金額の算出方法(例)」
- 湘南美容クリニック「医療脱毛・医療レーザー脱毛に関するよくある質問」
- 湘南美容クリニック「チケットに関するよくある質問」
- TCB東京中央美容外科「術後のご相談・お問い合わせ」
- TCB東京中央美容外科「TCB会員規約」
- 消費者庁「特定継続的役務提供」(特定商取引法ガイド)
本記事は整形タイムズ編集部が各社公式サイトの公開情報および特定商取引法の一般的なルールをもとに作成しました。掲載内容は確認日時点のものであり、個別の契約に関する法的助言や、施術の受診・解約の推奨を行うものではありません。