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当サイトは医療機関ではありません。掲載内容は各院・各社が公式サイトで公開している情報や、厚生労働省・PMDA・学会などが公開している情報を整理したもので、効果・安全性・適応を保証するものではなく、医師の診断・治療の推奨に代わるものではありません。低用量ピルは医師の処方が必要な薬で、喫煙・年齢・片頭痛・持病などにより使えないことがあり、血栓症などのリスクがあります。処方の可否は必ず医師にご相談ください。料金・プランは変わるため、申し込む前に公式サイトで最新の内容をご確認ください。(本記事の確認日:2026年11月3日)

低用量ピルのオンライン料金と解約を6社で比較|クリニックフォア・エニピル・メデリピル・レバクリほか、解約の期限は前日〜20日前、保険適用の条件も整理【2026年11月】

生理痛やPMS、避妊のために、オンライン診療で低用量ピルの処方を受けようと考えている人向けに、6社の公式サイトに書かれた料金と定期便の解約条件を同じ物差しで並べました。対象はクリニックフォア・エニピル・デジタルクリニック・メデリピル・レバクリ・ルナルナ おくすり便です。

「1か月あたり◯円」という表示は、まとめ買いの1シートあたりの金額であることや、診察料・システム利用料・送料が別のことがあります。そこで、毎月1シートずつ届く定期便で、初回と3シート目までに実際に払う合計を計算しました。あわせて、低用量ピルに保険は適用されるのかを、学会の資料と添付文書で確かめています。確認日は2026年11月3日です。

先に答え:低用量ピルのオンライン診療は月にいくら?解約の期限は?保険は使える?(2026年11月3日確認)

  • 毎月の定期便の支払い:薬代と送料を合わせて、1シートごとに3,150円〜4,180円(税込)。初回はこれに診察料やシステム利用料が加わる社があります(0円〜3,300円)
  • 3シート目までの合計:7,590円〜15,840円(税込・編集部の計算)。メデリピルの7,590円は初月のピル代0円を含み、3シート目の受け取りまで解約できません
  • 解約の期限:レバクリとクリニックフォアは次回発送の前日まで、ルナルナ おくすり便は決済の前日まで、デジタルクリニックは決済の2日前まで、メデリピルはお届け目安日の5日前まで、エニピルは発送予定日の20日前です
  • 低用量ピルの保険適用:避妊を目的にしたピル(OC)は自費です。月経困難症や子宮内膜症に伴う痛みなどの治療には、保険で使う薬(LEP)があります。PMSだけで保険が使えるかについては、クリニックフォアは適用外と書いています
  • オンラインの場合:クリニックフォア・エニピル・メデリピル・レバクリは、ピルの処方を自由診療(保険適用外)と書いています。保険のオンライン診療を案内している婦人科は別にあります
  • 使えない人:35歳以上で1日15本以上たばこを吸う人、前兆を伴う片頭痛のある人などには投与しないと、添付文書に書かれています。主なリスクとして血栓症があります

この記事の作り方

  • 調べた対象:低用量ピルをオンライン診療で処方し、定期配送している6社
  • 読んだページ:各社の料金ページ・よくある質問・特定商取引法の表記・利用規約・お知らせ(出典の欄に一覧)。読めなかったページは「読めなかったこと」に書きました
  • 金額のそろえ方:6社とも扱っているマーベロン・ファボワール・トリキュラー・ラベルフィーユ・アンジュ(避妊の薬として承認された28錠タイプ)で比べました。この5種類は、どの社でも同じ金額です
  • 合計の計算:公式に書かれた金額を編集部が足したものです。クーポンと、後払いなどの手数料は含めていません
  • 載せていないもの:効果の数値、満足度、体験談。順位も付けていません

先に確認:低用量ピルを使えない人、飲む前に知っておきたいリスク

低用量ピルは医師の処方が必要な薬です。料金を比べる前に、自分が使える薬かを確かめてください。マーベロンの添付文書(2025年10月改訂)には、次のような人には投与しないこと(禁忌)と書かれています。主なものだけを挙げます。

  • 「35歳以上で1日15本以上の喫煙者」
  • 「前兆(閃輝暗点、星型閃光等)を伴う片頭痛の患者」
  • 血栓症や脳血管障害、冠動脈疾患がある人、その既往がある人
  • 乳がん・子宮内膜がんなどのある人、「診断の確定していない異常性器出血のある患者」
  • 軽度を除く高血圧のある人、脂質代謝異常のある人、重い肝障害のある人
  • 手術の前4週以内・後2週以内・産後4週以内の人、長期間安静にしている人
  • 妊娠中・妊娠している可能性がある人、授乳中の人

40歳以上の人、喫煙者、肥満の人、前兆を伴わない片頭痛のある人は、同じ添付文書で注意が必要な人に挙げられています。持病や飲んでいる薬がある人は、問診と診察で必ず伝えてください。低用量ピルは性感染症を防ぐものではないことも、添付文書の冒頭に書かれています。

主なリスク:血栓症と、飲み始めの不調

特に注意が必要な副作用が血栓症(血管の中に血のかたまりができる病気)です。厚生労働省は、月経困難症の薬であるヤーズ配合錠について2014年1月に注意喚起を出し、血栓症が疑われる症状として「下肢の急激な疼痛・浮腫、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等」を挙げて、こうした症状が出たらすぐに服用をやめて救急医療機関を受診するよう呼びかけました。ほかの低用量ピルを飲んでいる場合も、同じような症状が出たら自己判断で様子を見ず、すぐに受診し、ピルを飲んでいることを医師に伝えてください。

メデリピルは、飲み始めに起こる可能性のある副作用として「吐き気、食欲減退、乳房の張り、不正出血、頭痛、下腹部痛、腰痛、眠気、むくみ」を挙げています。現れ方には個人差があります。

各社の年齢の条件

処方する年齢の条件は、社によって違います。

低用量ピルの年齢の条件(2026年11月3日確認)
社上の年齢未成年
クリニックフォア50歳以上は飲めないと説明学割のページの注記に15歳以上、15〜17歳は保護者の同席が必要とあります
エニピル45歳以上は処方しない法定代理人の同意が必要(利用規約)
デジタルクリニック40歳以上は注意が必要な人として、医師に相談するよう案内読んだページに、処方の年齢の条件を見つけられませんでした
メデリピル46歳以上は処方しない(46〜49歳でピルを続けている人は処方できる場合あり)法定代理人の同意が必要(利用規約)
レバクリ40歳以上は処方できない15歳未満は処方できない。18歳未満は保護者の同意が必要
ルナルナ おくすり便49歳未満が対象18歳以上が対象で、未成年は利用できない

毎月1シートの定期便で、月にいくら?初回と3シート目までの総額

毎月1シートの定期便の支払い(2026年11月3日確認・税込・合計は編集部の計算)
社薬代(1シート)初回だけの費用送料(1回)初回の支払い3シート目までの合計4シート目以降の1回の支払い
クリニックフォア2,783円予約料・診察料 1,650円550円4,983円11,649円3,333円
エニピル3,630円システム利用料 3,300円(診療費は無料)550円7,480円15,840円4,180円
デジタルクリニック2,783円初診料 1,650円550円4,983円11,649円3,333円
メデリピル初回 0円/2回目以降 2,970円なし(診療代は処方があれば無料)550円550円7,590円3,520円
レバクリ2,600円なし(初診料・診察料は無料)550円3,150円9,450円3,150円
ルナルナ おくすり便3,298円(送料込み)診療料 1,500円薬代に込み4,798円11,394円3,298円

※自由診療 ※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ診断された適切な治療方法をお守りください。

比べた5種類の薬代は毎月の定期で1シート0円(メデリピルの初回のみ)〜3,630円。このほか後払いや代金引換の手数料がかかることがあります(下の表)。主なリスクは血栓症などで、上の節に書きました。ルナルナ おくすり便の金額は2026年7月28日より後に契約する場合のものです。エニピルの金額は2025年11月の価格改定後に新しく申し込む場合のものです。

1シートは28日分なので、1年で13シート使います。13シート続けたときの合計を13で割ると、1シートあたり(ほぼ1か月あたり)の負担は次のようになります。

毎月の定期便を13シート続けたときの合計(2026年11月3日確認・税込・編集部の計算)
社13シートの合計1シートあたり
クリニックフォア44,979円約3,460円
エニピル57,640円約4,434円
デジタルクリニック44,979円約3,460円
メデリピル42,790円約3,292円
レバクリ40,950円3,150円
ルナルナ おくすり便44,374円約3,413円

クリニックフォアには、25歳以下の学生向けの学割があります。毎月の定期配送の場合、初回の薬代が15%引きの2,365円、初回の診察料が0円(処方がない場合は1,650円)、2回目以降の薬代が10%引きと案内され、初回の合計は2,915円です。上の表には入れていません。学生証の提出が必要です。

まとめて届くプランと都度の処方:3シート・6シート・12シートの金額

まとめて受け取るプランは1シートあたりの金額が下がりますが、一度に払う金額が大きくなり、合わなかったときに返品はできません。

まとめて届くプランの薬代と、定期でない受け取り方(2026年11月3日確認・税込)
社3シート6シート12シート定期でない受け取り方
クリニックフォアまとめて定期なし14,696円27,050円2ヶ月分 6,556円・3ヶ月分 9,834円(最小単位は2ヶ月分)
エニピル9,240円なし33,000円低用量ピルの料金表に記載を見つけられませんでした
デジタルクリニック7,932円15,028円28,387円定期配送の案内のみ
メデリピルなし初回 14,108円/2回目以降 17,820円(送料なし)初回 22,236円/2回目以降 33,000円(送料なし)料金表に記載を見つけられませんでした
レバクリ7,503円15,007円30,015円(初めて申し込む人の初回は 22,752円)1ヶ月分のみ 3,258円
ルナルナ おくすり便なし13,187円(送料込み・全2回・服用経験6か月以上の人)なし記載を見つけられませんでした

※自由診療 ※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ診断された適切な治療方法をお守りください。

このほか、初回の診察料・システム利用料(上の表)と、送料(ルナルナ おくすり便とメデリピルのまとめ便を除き、1回の配送ごとに550円)がかかります。主なリスクは血栓症などです。

12シートを初回に受け取るときの支払いは、診察料などと送料を足すと、クリニックフォア29,250円、エニピル36,850円、デジタルクリニック30,587円、メデリピル22,236円、レバクリ23,302円(初めて申し込む人の金額)です。ルナルナ おくすり便は6シートを2回受け取る形で、2回目までの合計が27,874円です(いずれも税込・編集部の計算)。メデリピルとレバクリは、2回目以降の金額が初回より上がります。

定期便の解約:期限・方法・手数料を6社で比較

低用量ピルの定期便の解約条件(2026年11月3日確認)
社最低継続回数解約の期限解約の方法解約の手数料2回目の発送・決済
クリニックフォア記載を見つけられず(利用規約は読めず)発送予定日の前日23:59マイページの定期配送管理記載を見つけられず(利用規約は読めず)初回決済日の18日後。3回目以降は28日周期
エニピル回数の条件の記載なし(2回目の時期は下の説明)次回発送予定日の20日前マイページ(よくある質問)/カスタマーサポート(特定商取引法の表記)違約金なし18日後。3回目以降は28日ごと
デジタルクリニックなし次回決済日の2日前まで公式LINEのメニューなし20日後。3回目以降は28日周期
メデリピル3シート目の受け取りまで解約できない次回お届け目安日の5日前までLINEのメニュー記載を見つけられず(よくある質問は読めず)20日後。3回目以降は28日周期
レバクリなし次回発送予定日の前日までマイページなし18日後。3回目以降は28日後
ルナルナ おくすり便記載なし(定期プランは全13回)決済が実行される前日までアプリのメニューなし20日後。3回目以降は28日ごと

※自由診療 ※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ診断された適切な治療方法をお守りください。

毎月の定期便でも、2回目は1か月たつ前に発送されます。どの社も18〜20日後です。手元の薬がなくならないようにするための間隔ですが、解約を考えている人は、初回が届いて間もなく2回目の決済が来ると思っておいてください。

エニピル:解約の期限は20日前、案内の書き方が2通り

エニピルの特定商取引法の表記には「解約希望は次回発送予定日より20日前にご連絡ください。」「次回発送予定日が20日以内にある場合には、次回発送後に再度ご連絡ください。」「中途解約による違約金は発生いたしません。」とあります。

毎月発送プランは「2回目は18日後、3回目以降は28日毎に自動でお届けします。」と案内されています。2回目の発送は初回から18日後なので、解約の期限の「20日前」より短い間隔です。2回目を止められるかどうかは文面だけでは確かめられないので、申し込む前に院へ確かめてください。2シートを受け取った時点の合計は11,660円です(編集部の計算)。

方法の書き方も分かれています。よくある質問(「解約したい」)は「解約はマイページから承っております。」、低用量ピルのページは問い合わせフォームか公式LINE、特定商取引法の表記は「プランの解約はカスタマーサポートまでご連絡ください。」です。よくある質問には「決済不可による発送保留の薬剤がある場合には解約手続きが出来ません。」ともあります。マイページの契約プラン情報に「初月無料」と書かれたプランは、3回目までの受け取りが必須です。

まとめ便は、3シートが75日ごと、12シートが10ヵ月ごとに届くと案内されています。28日で1シート飲むと3シートは84日分、12シートは336日分なので、次の分が飲み終わる前に届きます(編集部の計算)。

メデリピル:初月0円は3シート目まで解約できない

1シート定期便の初回のピル代は0円ですが、「3シート目受け取りまでの支払い総額:税込7,590円」と書かれています。理由について、料金ページのよくある質問には「最低3シートは服用いただいた上でご自身に合っているか判断いただきたいため、3シート目のお受け取りまでは解約できません。」とあります。解約の期限は「次回お届け目安日の5日前まで」で、特定商取引法の表記では方法はLINEのメニューです。

デジタルクリニック:LINEの手続きとカウンセリング

よくある質問(「定期配送を解約したいです。」)の答えは「次回決済日の2日前までに公式LINEのメニューからお手続きが可能です。」です。一方、特定商取引法の表記には「定期配送の場合、治療の変更や中断を希望される場合は次回決済までにカウンセリングを受けていただくようお願いします。」とあり、料金ページには「解約は医薬品が到着後いつでも可能です」とあります。期限と手順は、早めに公式LINEで確かめるほうが確実です。

クリニックフォア・レバクリ・ルナルナ おくすり便

  • クリニックフォア:よくある質問(「定期配送を解約したいです。」)に「「次回以降」の停止から可能です。すでに決済が完了した今回分のキャンセルはできません。」とあります。手続きの締切は発送予定日の前日23:59です
  • レバクリ:「次回発送予定日の前日までに、マイページからいつでも定期配送プランの解約が可能、違約金や手数料はありません。」とあります。支払い手続きが終わった薬はキャンセルできません
  • ルナルナ おくすり便:「決済が実行される前日までに、メニュー>プラン管理から定期プランのキャンセル手続きを行ってください。」とあります。キャンセルしたあと別の薬に変えるときは、再度の診療で1,500円かかります

処方を受けなかったときの費用と、返品

診察で処方に至らなかったとき・予約をやめたときの費用(2026年11月3日確認)
社公式の記載
クリニックフォア薬を受け取らない場合でも診察料は発生する。無断キャンセルはキャンセル料を取る場合がある(金額の記載は見つけられず)
エニピル診療時にキャンセルを希望した場合や、オンライン診療に出られなかった場合もシステム利用料3,300円
デジタルクリニック予約後のキャンセルは医療スタッフ調整費5,500円(診察のみで薬を受け取らない場合も含む)
メデリピル前日17:00以降のキャンセルは1,650円。診療代は一律1,650円で、低用量ピルなどが処方された場合は無料
レバクリ初診料・診察料は無料。予約のキャンセルはマイページから(キャンセル料の記載は見つけられず)
ルナルナ おくすり便診療の結果、処方されなかった場合は料金なし

処方が確定した薬は、どの社でも原則として返品できません。飲んでみて合わなかったときは、解約の前に、薬の変更を医師に相談できるかも確かめてください。

支払方法

支払方法と手数料(2026年11月3日確認)
社支払方法
クリニックフォアクレジットカード、Paidy、GMO後払い、Jamm(銀行引き落とし)、Amazon Pay
エニピルクレジットカード、後払い(手数料340円)、銀行振込、代金引換
デジタルクリニッククレジットカード、コンビニ後払い(手数料330円)、代金引換(手数料330円)
メデリピルクレジットカード、後払い(手数料277円)、Amazon Pay、ソフトバンクまとめて支払い、au PAY(かんたん決済)
レバクリクレジットカード、代金引換(別途手数料)
ルナルナ おくすり便クレジットカードのみ(デビットカードも基本的に登録可能)

低用量ピルの保険適用:OCとLEPの違い

日本産科婦人科学会の女性ヘルスケア委員会がまとめた指針は、「OC は避妊を目的として自費診療で用い,LEP は月経困難症や子宮内膜症に伴う疼痛などの治療の目的に保険診療で用いるものと定義される」と説明しています。どちらもエストロゲンと黄体ホルモンの合剤で、保険が使えるかは、ピルを飲みたいという希望ではなく、医師の診断と薬の承認された効能で決まります。

OC(自費)とLEP(保険)の違い(2026年11月3日確認)
OC(経口避妊薬)LEP(月経困難症などの治療薬)
国内で承認された効能避妊月経困難症など(薬によって、子宮内膜症に伴う痛みの改善なども)
費用自費診断があり、保険診療を行う医療機関で処方されれば保険適用
薬の例マーベロン、ファボワール、トリキュラー、ラベルフィーユ、アンジュルナベル、フリウェル、ヤーズ、ヤーズフレックス、ドロエチ
注意月経困難症やPMSの改善を目的にすると適応外使用(クリニックフォアの説明)避妊を目的に使わない(添付文書)

LEPは避妊のための薬ではありません。ヤーズフレックスの添付文書には「本剤を避妊目的で使用しないこと。」と書かれています。避妊を目的にするなら、医師に目的をはっきり伝えて、避妊の効能で承認された薬を処方してもらってください。

逆に、避妊の薬として承認されたOCを生理痛やPMSのために飲む場合について、クリニックフォアは薬ごとに適応外使用だと説明し、「国の医薬品副作用被害救済制度の対象外となります」と書いています(万が一重い副作用が出たときの国の救済制度です)。同じ説明は、ほかの5社の読んだページには見つけられませんでした。診察のときに確かめておきたい点です。

ピルの個人輸入は勧めません。厚生労働省は、海外から医薬品を購入する場合の注意を「医薬品等を海外から購入しようとされる方へ」にまとめています。

よくある質問

低用量ピルは保険適用になりますか?

避妊が目的なら適用外です。月経困難症や子宮内膜症に伴う痛みなどの治療として、医師が診断し、LEPを処方する場合は保険が使えます。クリニックフォアは「避妊、PMS(月経前症候群)の改善、肌荒れの改善などが目的の場合は保険適用外となります。」と書いています。

低用量ピルはPMSで保険適用になりますか?

PMSという病名だけでの保険適用は、読んだ資料では確認できませんでした。日本産科婦人科学会の指針は「ほとんどの薬剤および医療行為が月経前症候群や月経前不快気分障害の病名に対して保険適用として認められていない」と留意を促しています。なお、メデリピルのコラムには、月経困難症やPMSの治療目的なら保険適用の場合があるという書き方があり、資料によって表現が違います。生理痛(月経困難症)もあるかどうかを含めて、婦人科で相談してください。

保険適用の低用量ピルの値段はいくらですか?

薬と受診先で変わります。例として東京オンラインクリニックは、3割負担の薬剤費の目安を1シートあたりドロエチ配合錠1,290円、フリウェル配合錠1,040円、ルナベル配合錠ULD1,730円、ヤーズ配合錠2,300円としたうえで、薬剤費のほかに「税込2,300円(診察料・システム利用料・処方関連費用・薬局側の送料)」がかかると案内しています(同院が2026年10月12日に確認したと書いている金額)。一方、クリニックフォアは「診察料なども全て含めると保険適用の自己負担費用と、自由診療にかかる費用に大きな差がない場合もあります。」と書いています。1回の受診で何シート処方されるかでも変わるので、総額で比べてください。

低用量ピルはオンライン診療でも保険適用になりますか?

この記事の6社のうち、クリニックフォアは「対面、オンライン問わずピルの処方は自由診療となります。」、エニピルはよくある質問(「健康保険は適応できる?」)に「自費診療のサービスのため保険は適応できません。」、レバクリは「ピルの処方は公的医療保険が適用されない自由診療です。」、メデリピルは「診療やピルの処方等は保険適用外・自由診療」と書いています。デジタルクリニックとルナルナ おくすり便は、読んだピルのページに保険診療の案内を見つけられませんでした。

保険のオンライン診療を案内している医療機関は別にあります。たとえば新宿レディースクリニックは、ヤーズ・ドロエチ・ルナベルなどの保険診療の処方について、3か月分(最大)の処方では「1年に1回は内診(子宮・卵巣のチェック)が必要です」と書き、診療費のほかに1,210円のシステム利用料がかかると案内しています。条件は院ごとに違うので、予約の前に確かめてください。

低用量ピルは診察なしやチャットのみで処方してもらえますか?

この記事の6社は、どれも医師の診察のあとに処方する形です。ビデオ通話を案内しているのはメデリピル・レバクリ・ルナルナ おくすり便(ルナルナはチャットで日時を調整したあとビデオ診療)で、デジタルクリニックは電話、クリニックフォアはビデオチャットか電話です。エニピルは問診のあと医師からオンライン診療の連絡がある流れです。医師の判断で処方されないことがあります。

エニピルの料金はいくらですか?解約できないことはありますか?

比べた5種類は、毎月発送プランが1シート3,630円、3シートおまとめセットが9,240円、12シートおまとめセットが33,000円です(税込)。初回はシステム利用料3,300円、毎回送料550円がかかり、毎月発送プランの初月は合計7,480円です。解約は次回発送予定日の20日前までで、20日以内なら次回の発送後に改めて連絡する形です。決済ができず発送が保留になっている薬があるときも、解約手続きができないと書かれています。

メデリピルの料金と支払方法は?解約はいつからできますか?

1シート定期便は初回のピル代0円・送料550円で、2回目以降は1シート2,970円に送料550円です。解約できるのは3シート目を受け取ったあとです。支払方法は上の表のとおりで、Amazon Pay、ソフトバンクまとめて支払い、au PAY(かんたん決済)は会員登録時にのみ選べると書かれています。

クリニックフォアのピルの値段と、発送のタイミングは?

比べた5種類は、定期配送が1シート2,783円、6ヶ月まとめて定期が14,696円、12ヶ月まとめて定期が27,050円です。診察料1,650円(再診は無料の条件あり)と送料550円が別にかかります。定期配送の2回目は初回決済日の18日後、まとめて定期の次回は158日後(6ヶ月)または326日後(12ヶ月)に自動で決済・発送されます。対面診療で扱う低用量ピルはトリキュラーとマーベロンのみと案内されています。

※自由診療 ※効果・効能・副作用の現れ方は個人差がございます。医師の診察をうけ診断された適切な治療方法をお守りください。

レバクリのピルの料金はいくらですか?

比べた5種類は、1ヶ月ごとの定期配送が2,600円、3ヶ月ごとが7,503円、6ヶ月ごとが15,007円、12ヶ月ごとが30,015円、1ヶ月分のみが3,258円です(税込)。「ピル定期配送12ヶ月ごと」を初めて申し込む人の初回は22,752円です。診察料は無料で、配送料が別に550円かかります。

ルナルナ おくすり便の2回目はいつ、いくらですか?

定期プランは2回目が最初の薬が届いた日から20日後、3回目以降は28日ごとで、2回目以降の決済は1シート3,298円(送料込み)です。1回の診療で13シート分が処方され、全13回の形です。

読めなかったこと

  • クリニックフォアの利用規約・特定商取引法の表記:ブラウザで読みました。「解約」の語は見つからず、返品について「処方した薬剤に関しては、医薬品であるため、キャンセル・返品は一切お受けしておりません。」とあります。定期配送の解約の期限は、低用量ピルのページとよくある質問の記載です
  • メデリピルのよくある質問(faq.mederi.jp):検索で出す作りのページで、全部は読めていません。解約の手数料などが書かれている可能性が残ります
  • 画像の中の情報:各社の料金の画像は文字で確かめられる範囲だけを使いました。エニピルの低用量ピルのページのプラン画像は読んでいません(金額は取扱いピル一覧とお知らせの文字で確かめました)

まとめ

  • 毎月の定期便の支払いは1シートごとに3,150円〜4,180円(税込・薬代と送料)で、初回に0円〜3,300円が加わります
  • 3シート目までの合計は7,590円〜15,840円(編集部の計算)。金額だけでなく解約の条件とセットで見てください
  • 解約の期限は前日から20日前まで6社で大きく違います。エニピルは20日前、メデリピルは3シート目の受け取りまで解約できません
  • 2回目の発送は18〜20日後で、1か月たつ前に決済されます
  • 保険が使えるのは、月経困難症などと診断され、LEPが処方される場合です。避妊が目的なら自費で、LEPは避妊を目的に使いません

低用量ピルは、喫煙や年齢、片頭痛、持病によって使えないことがあり、血栓症などのリスクがあります。金額だけで決めず、医師の診察を受けて判断してください。生理痛が重い人は、保険診療を行う婦人科で月経困難症として相談する方法もあります。料金と規約は変わることがあるため、申し込む前に公式サイトで最新の内容を確かめてください。

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出典

すべて2026年11月3日に確認しました。

本記事はクリニックタイムズ編集部が各院・各社の公式サイトおよび公的機関の公開情報をもとに作成しました。掲載内容は確認日時点のものであり、特定の院・特定のサービスでの受診・契約を推奨・保証するものではありません。